親睦活動

納涼特別例会

本日は皆様ようこそ納涼特別例会にお越し下さいました。私自身は昨年の病気療養を鑑みると,この場に立っていることに感謝の気持ちしかありません。
 本日はパートナー様に多数お越しいただいていますので,先に2点お伝えさせていただきます。まず,本年度のスローガンの解説をします。「利他の心で,感動と共鳴の奉仕実践を」の「利他の心」は仏教の言葉でありますが,「稲盛和夫」氏が良く使われた言葉で,「『人によかれと思う心』です。そして『感動と共鳴の奉仕実践』については『奉仕を行う人,そして奉仕を受ける人』の感動が伝播しながら広がり共鳴する」という意味で,そのような姿を体現したいと考えており,前年度の佐々木会長スローガン「一歩先の奉仕のステージに」というフレーズに呼応しています。もう1点は,本年度の目玉事業であります「夜間中学シンポジウム」についてですが,11月4日に「さん太ホール」において開催します。パートナーの方にはぜひご来場賜り,岡山東ロータリークラブの「地域課題に向き合う姿」や「ロータリーの公共性」について感じていただきたいと思っております。
 さて,私は2013年3月7日に入会させていただき,本日で11年4ケ月18日が経過しました。私より経験の長い方や見識の高い方がいらっしゃる中にあって,会長という職責を任じられたからには岡山東ロータリークラブのために精一杯尽くす所存であります。
 思い起こすと,初めてプログラム委員長を任じられた際にパスト会長から薫陶を受けました。当時,心もとない私への指導だったと思いますが,ロータリーのことが少しわかり始めたころで,奉仕活動を通じて感じた熱量の高さに,つい「ロータリーの良さとは何ですか」という質問をしました。答えは「自分が所属している組織や職責を離れて素の自分が集まり活動することに意義がある」「要は裃脱いで素の自分が問われている」これが重要であると諭されました。おそらく,そのことが当クラブの伝統を形づくってきた根幹なのだろうと感じ入り,心に刻んでいます。本日,会員皆様とパートナー様に私の考えをお伝えすべきと思い申し上げました。振り返って入会以前の私は「企業経営者として清濁併せのむのが度量である」というように考えていましたが,ロータリー活動を通じて現在は高潔と申すとおこがましいので,せめて誠実に,クリアに,そして明快にと考えています。
 今宵は親睦活動委員会が趣向を凝らした納涼特別例会です。お楽しみくださいませ。岡山東ロータリークラブ並びに会員所属法人様の益々のご隆盛,そして,会員並びに会員ご家族様の益々のご健勝を祈念し,開会のご挨拶とパートナー様ご紹介とさせていただきます。

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