2025-26年度 岡山東ロータリークラブ
会長方針

齋藤 信也

第58代会長

齋藤 信也

見つめよう足下を、見上げよう未来を

見つめよう足下を、見上げよう未来を

 マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ2025-26年度会長のスピーチのコアとなるメッセージは、
「ロータリークラブの最大の資産は、地球上で最も有能なボランティアチームのメンバーとしての会員である。」ということです。その会員を「行動人」と規定し、行動人は、「Unite for Good (よいことのために手を取り合う)」とメッセージを発しています。そしてスピーチのキーワードを「継続性」としました。坂口元昭地区ガバナーエレクトも、地区目標の第一に「継続性」を挙げています。
 「継続性」はある意味、各ロータリークラブにはあまりそぐわない言葉と言えます。例えばこのように、それぞれの会長が年度開始にあたり、独自のクラブテーマを掲げ、その年の運営方針を示すのも、ロータリークラブの単年主義の表れとも言えます。私もこれまで、諸先輩から、「ロータリーというものは『不連続』の『連続』である」と教え諭されてきました。
 岡山東ロータリークラブでは、歴代の会長がその年度年度の特色を明確に打ち出すとともに、良い事業は継続してゆくという形で、この連続と不連続の絶妙なバランスを保ってきました。国際ロータリーは、このバランスを連続の方にやや傾け、3年計画(3 year Rolling Goals)の策定とその実行を求めています。すでに当クラブでは、藤井一也行動計画推進リーダーのもと、この計画の1年目を終えようとしています。中期計画を立てるというと忌避感を示す会員もいるかもしれませんが、“Rolling”とあるのがみそで、そこには、ガチガチに固定された計画ではなく、常に見直しながらよりよい計画にバージョンアップしてゆく意味が込められているようです。ですので、この年度はこれまで以上に「継続性」を意識して、運営に当たりたいと考えています。
 次年度のもう一つのユニークな点は、RI会長が掲げているのが、テーマではなくメッセージだということです。ですので、地区ガバナーはそのメッセージに従って地区としては特にテーマを示さないとの方針と伺いました。地区や各クラブはそのメッセージをもとに柔軟に地区やクラブを運営してほしいと言うことだとガバナーは解説されました。
私の掲げたものが、果たしてテーマなのかメッセージなのか、はたまたスローガンなのか判然としませんが、「足下を見つめる」というのは、脚下照顧という言葉もあるように、岡山東ロータリーの歴史と伝統を踏まえて、浮き足立つことなく着実に進んでゆくということで、未来は正面を見据えた先にあると考えるのが自然化もしませんが、足下を見つめた目を上に転じたとき、青空の向こうに広がる岡山東ロータリーの未来を仰ぎ見ながら、会員同士手を取り合って、そこに向かって進んでいこうという意味を込めています。RI会長のメッセージに合わせて解釈すれば、継続性の基礎は足下にあるということでしょうか。
 もとより大変非力な会長ですが、理事役員委員長のみなさまのお力を拝借し、次年度が岡山東ロータリークラブにとって良いことをみんなでする1年になる事を願って、運営方針のまとめといたします。

国際ロータリー テーマ

フランチェスコ・アレッツォ

Unite for Good:
よいことのために手を取りあおう

国際ロータリー2025-26年度会長
フランチェスコ・アレッツォ(イタリア、ラグーザ・ロータリークラブ所属)

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